外国語教育メディア学会概要

　外国語教育メディア学会は、旧語学ラボラトリー学会と称しておりました。２０００年４月１日より改名いたしまして、現在の名称になりました。

　私たちは、旧語学ラボラトリー学会から一貫してメディア（とりわけLL）を通した外国語教育について研究し、成果をあげて参りました。

　外国語教育も様変わりいたしまして、知識としての外国語もさることながら、使える外国語・ツールとしての外国語能力の育成を求められております。小学校教育への外国語の導入なども積極的に行われるようになっております。まさに外国語教育のあり方そのものを問われる社会になっております。そこで、私どもの学会でも積極的にこの点を考慮し、研究の重点項目として、小・中・高・大の連携の中で学会運営を行っております。

　また、昨今のめざましい技術革新により外国語教育においても、コンピュータをはじめ様々なメディアの存在は欠くことのできないものになってきました。「そのような革新的な技術を外国語教育にどのように生かすのか」、「機器やテクノロジーに追われるのではなく積極的に利用し、コミュニケーション能力開発のためのツールの１つという位置づけのもとに、外国語の習得をいかに効果のあるものにするのか」など様々な研究を日夜続けております。

　このような私どもの学会の趣旨をおくみいただき、当学会への積極的な参加及びご支援を賜りますよう、学会員一同お願い申し上げます。